うちの母親の名言「家庭料理にルールは無い」




我が家は昔からそれなんて名前の料理？って物が出ることがある。
まぁ我が家に限らず家庭の料理なんてそんなもんでしょ？



そこまではいいんだけどさ。
ちゃんと決まった料理名がある料理にアレンジをしまくってよくわからない料理にする。


いや、マズイ訳では無いんだよ。
うちの母親、料理学校の先生してた過去があるし。


例えばグラタン。

俺が学生で実家に住んでいた頃は普通のグラタンだったんだけど、大人になってこっちに帰ってきてから作ってくれたグラタンが異様だった。

グラタンにケチャップがかかってるのだ。


いやいやいやいや、グラタンにケチャップかけたらそれはもうグラタンじゃないでしょー。


まぁ具にジャガイモを入れたりして、ジャガイモをピザ風に食べるって感じをやりたかったらしい。

でも、それはグラタンじゃないっしょ。
もう完全にグラタンの口になってた俺はすげぇがっかりしたんだけどさ。

そしたら言う訳よ「家庭料理にルールは無い」と。




そんな感じの料理がまた出た。

仕事から帰ってきた時に話では晩飯は「麻婆豆腐」だと聞いたんだけどさ、いざ晩飯を見ると豆腐以上に春雨が入ってた。
これは「麻婆豆腐」なのか？「麻婆春雨」なのか？

クックドゥみたいな「合わせ調味料」（って言うのかな？）は、麻婆豆腐を使ってたので麻婆豆腐が正しいのかな？
野菜をガッツリ追加してるので「合わせ調味料」では足りなくて他の調味料を追加してるんだけどね。


で、これぐらいならまだまだなレベル。

前に麻婆春雨の合わせ調味料を使って作ったものには豆腐も茄子も入っていた。

これなんて料理？と聞いたら、やはりこう答えるのだ「家庭料理にルールは無い」。





ルールは無くても名前が欲しい時もあるよね。