DEITOUDA
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2020/10/27
母が亡くなった
8月の時点で残り半年と宣告されていた母が先日亡くなった。



その時点でショックだったんだけど、それを親戚に連絡した際に半年と宣告されてもそれ以上生きるって例もいっぱいあるしと慰められてそれを信じきってしまった。
っていうか、半年以上生きてくれる。最悪でも半年は生きてくれる。そう思い込んでいた。思い込もうとしてたのかもしれない。


段々悪化していく様子を見てもそれを踏まえての半年って宣告でしょ?
こうなることを予想した上での半年でしょ?
と考えていた。

実際は半年と診断した時よりも状況が悪くなっていたんだね。


最後の方は呼吸がすげぇ苦しそうな日々が続いて、この状況が続くのは可哀想だけどでも続くんだと思ってた。



ある日俺が面会した後で兄に病院から連絡があった。
俺が面会した際に看護師さんから言われた状況と新たに出てきた症状。
悪化したのはわかったけどまだ半年経ってないし大丈夫っしょ。
そのつもりだったのに兄は仕事の休みを取って駆けつけるとのこと。

え?そうしなきゃいけない程の状況なの?
俺もまた病院に戻った。
コロナの影響で面会は1日1回15分までというルールがあったのだけど、そのルールを破っていいほどそれぐらい悪いの?と思って病院に確認の電話をした。
俺が行ったからってなにも出来る訳ないし、行かなくてもいいんでしょ?と思ってた。
今の状況を考えるとそのルールを守らなくていい。
そう言われたが、それでもまだ大丈夫なもんだと思っていた。
一応急いで病院に戻った。
兄が心配し過ぎてるだけでしょ、そう思って俺は夕方には帰った。
兄はその日病院に泊まり込んだ。
心配し過ぎじゃない?取り越し苦労でしょ?


翌日、日は越えましたが準備をしてくださいと兄から連絡が来た。
それでもまだ心配し過ぎじゃない?取り越し苦労でしょ?と思っていた。


確かに凄い苦しそうだけど、可哀想だけどこの状態でまだ生きていく。
そう思ってた。

その日は「母が危険な状態らしいので休ませてください」と勤務先に伝えて休んだ。

危険な状態とは伝えたけど、兄がそう思い込んでいるだけで本当はそこまで危険な状態じゃないんでしょ?と思ってた。

今日は休み貰ったけど、流石にそんなに休みはもらえないから明日は仕事行ってから来るよ。と思ってた。



その日、みんなの前で母は亡くなった。




本当は理解していたのかもしれないけど、本気でまだ大丈夫だと信じていた。

だってあと半年って言われてまだ2か月だぜ。
4か月はどこ行ったんだよ!

あと半年って言われてもそれ以上生きるケースもいっぱいあるんじゃなかったのかよ!









悲しいよ!

寂しいよ!








まぁ暫くは母の死関連の話は出るとは思うけど、悲しさの吐露的な内容は今日で最後にするつもりです。



たぶん、今後はちゃんと生きてこなかったツケが一気に出てきてこれからどうしよう的な内容が多くなると思われます。