2020/06/07
舌
嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれるとかって言うじゃん?
そして、嘘つきのことを二枚舌って言ったりするじゃん?
舌先三寸って言ったりするじゃん?
舌って嘘の象徴なのかね?
嘘って口から出てくるものだから舌が象徴的に使われるのか。
二枚舌だから一枚抜いてしまえ!ってことなのか。
とにかく嘘って良くないよねってのが今日のお話です。
まずこの動画見て下さい。
この動画上げている人は懐かしいファミコン関連の話題をむっちゃプロっぽい編集構成で見せてくれるのでよく見てるんだけど、今回公開されたこの動画見てふと昔のことを思い出した。
前置きとして、俺の子供の頃ってテレビもあまり見せてもらえないしゲームもあまり買ってもらえず。
そんな中でテレビの話題やゲームの話題についていく為に俺は立ち読みって手段を覚えた。
関連する本を立ち読みして知識を蓄え、みんなが知っている話題の一歩先を行ってるような気分になっていた。
ゲームも自分のうちではほとんど出来なかったので全然上手くならず、それでもみんなには付いていきたい。
ならば別の方向からゲームにアプローチしていけばいいのでは?と考えた。
その時、ファミコン雑誌の裏技コーナーに気付く。
この動画の4分35秒から紹介している忍者じゃじゃ丸くんのウソテク。
これを本当の裏技だと思い込んでいた。
動画を見たらウソテクって何かわかると思うけど、一応ここでも紹介しておこう。
ファミリーコンピュータマガジンという雑誌に裏技を集めたコーナーがあった。
で、その中で実は一つだけ嘘の裏技が掲載されているというコーナーがあったのだ。
当時の俺は限られた時間しかない中でいかに仲間内で使える情報を探し覚えるのかっていうので必死であった為、裏技を集めたコーナーだというのはわかっていたが一つだけ嘘の裏技が掲載されているという所までは知らなかったのだ。
しかも、その雑誌の中で「これがウソテクでした」と紹介されるのは次の号まで無いのだ。
今回この動画を見て初めて知ったんだけど、このウソテクはウソテク企画が始まって初期の初期。
当時の俺がそんな企画だと気付かなくても不思議ではあるまい。
俺は意気揚々と友達の家でこの裏技を紹介し、実際にやってみようということになった。
そもそも「じゃじゃ丸、じゃじゃ丸」と歌おう。なんて書いてあっても正しく歌う方法がいまいちわからない。
今のはちょっと違うんじゃないか?などと何度も試したのだが、一切成功することはなかった。
そのせいでその場で俺は変なウソをつく変な奴という扱いになってしまった。
いや、嘘じゃないんだって!本当に雑誌に書いてあったんだってば!
そう言えば言うほど嘘っぽさは増してしまい・・・。
これがウソテクっていうものだと気付いたのはそれよりも後。
今思えば、これが俺の人生で一番最初の挫折だったのかもしれない。
この最初の転倒のお陰で俺の人生は坂を下るように転げ落ちていくのだがそれはまた別の話。
ウソテクを憎んでも憎みきれない。
そんな過去の悲しいお話でした。
そして、嘘つきのことを二枚舌って言ったりするじゃん?
舌先三寸って言ったりするじゃん?
舌って嘘の象徴なのかね?
嘘って口から出てくるものだから舌が象徴的に使われるのか。
二枚舌だから一枚抜いてしまえ!ってことなのか。
とにかく嘘って良くないよねってのが今日のお話です。
まずこの動画見て下さい。
この動画上げている人は懐かしいファミコン関連の話題をむっちゃプロっぽい編集構成で見せてくれるのでよく見てるんだけど、今回公開されたこの動画見てふと昔のことを思い出した。
前置きとして、俺の子供の頃ってテレビもあまり見せてもらえないしゲームもあまり買ってもらえず。
そんな中でテレビの話題やゲームの話題についていく為に俺は立ち読みって手段を覚えた。
関連する本を立ち読みして知識を蓄え、みんなが知っている話題の一歩先を行ってるような気分になっていた。
ゲームも自分のうちではほとんど出来なかったので全然上手くならず、それでもみんなには付いていきたい。
ならば別の方向からゲームにアプローチしていけばいいのでは?と考えた。
その時、ファミコン雑誌の裏技コーナーに気付く。
この動画の4分35秒から紹介している忍者じゃじゃ丸くんのウソテク。
これを本当の裏技だと思い込んでいた。
動画を見たらウソテクって何かわかると思うけど、一応ここでも紹介しておこう。
ファミリーコンピュータマガジンという雑誌に裏技を集めたコーナーがあった。
で、その中で実は一つだけ嘘の裏技が掲載されているというコーナーがあったのだ。
当時の俺は限られた時間しかない中でいかに仲間内で使える情報を探し覚えるのかっていうので必死であった為、裏技を集めたコーナーだというのはわかっていたが一つだけ嘘の裏技が掲載されているという所までは知らなかったのだ。
しかも、その雑誌の中で「これがウソテクでした」と紹介されるのは次の号まで無いのだ。
今回この動画を見て初めて知ったんだけど、このウソテクはウソテク企画が始まって初期の初期。
当時の俺がそんな企画だと気付かなくても不思議ではあるまい。
俺は意気揚々と友達の家でこの裏技を紹介し、実際にやってみようということになった。
そもそも「じゃじゃ丸、じゃじゃ丸」と歌おう。なんて書いてあっても正しく歌う方法がいまいちわからない。
今のはちょっと違うんじゃないか?などと何度も試したのだが、一切成功することはなかった。
そのせいでその場で俺は変なウソをつく変な奴という扱いになってしまった。
いや、嘘じゃないんだって!本当に雑誌に書いてあったんだってば!
そう言えば言うほど嘘っぽさは増してしまい・・・。
これがウソテクっていうものだと気付いたのはそれよりも後。
今思えば、これが俺の人生で一番最初の挫折だったのかもしれない。
この最初の転倒のお陰で俺の人生は坂を下るように転げ落ちていくのだがそれはまた別の話。
ウソテクを憎んでも憎みきれない。
そんな過去の悲しいお話でした。